大学での学修計画

大学での学修は自由ですが、コースの選択や時間割の構成などは自己の責任で十分に考慮する必要があります。

うまく学修計画をたて、モチベーションをもって授業に参加して勉強することが、大学での学修の良い成果につながります。

時間割の作成
自分の時間割は自分で作ります。通常は各学部のマニュアル(Modulhandbuch)に卒業に必要な授業が掲載されています。必修科目だけでなく、用意された授業の中から選べる選択科目もあります。時間割を作成する際には、講義要録(das kommentierte Vorlesungsverzeichnis (KVV) ), カリキュラム (der Studienverlaufsplan)、履修・試験規定(die Studien-und Prüfungsordnung)が役立ちます。大学や学部のホームページにもよくアドバイスが掲載されています。時間割作成オンラインポータルが用意されている場合もあり、作成した時間割を印刷できることもあります。

時間割作成の際の相談窓口
時間割作成については、オリエンテーションウィークや説明会でも詳しい説明があります。質問があったり、手助けが必要な場合は、学科別相談窓口(Fachstudienberatung)や学科学生会(Fachschaft)に相談することもできます。そのような窓口ではよく参考になる時間割の例を見ることもできます。

授業の種類
大学の授業(Lehrveranstaltung)には様々な種類があり、理論を中心に学ぶタイプもあれば、実際的で討論的なタイプもあります。

主に次のような種類があります。
•講義(Vorlesung):講義室で、講師が90分間一つのテーマについて講義を行います。受講者は多く、ディスカッションはあまり行われません。
•セミナー(Seminar):学生や講師が学術的な問題や疑問についてディスカッションをしたり、お互いに話し合ったりします。多くの場合学生がプレゼンテーションをします。
•演習(Übung):講義やセミナーに加えて実習が行われます。学生は指示にしたがって演習の課題を解決し、これまでに学んだ方法を応用します。
•補習:上級生がチューターとして授業のフォローアップを行います。チューターは質問に答えてくれるだけでなく、試験内容についてのアドバイスもしてくれます。
•eラーニング(E-Learning):教授や講師にもよりますが、授業の内容や教材などをオンラインで見られるようになっていることがあります。授業に出られなかったり、もっと勉強したい場合など、そこで必要な情報が見つかります。
•ラボ実習(Laborpraktikum):自然科学系のカリキュラムに実習が含まれており、自分で実験しながら、学術実験の基本を学びます。
•サービスラーニング(Service-Learning):米国生まれの授業方法で、学生は大学で学んだ知識を公益的なプロジェクトに応用します。

大学での学修には時間がかかる
授業には参加するだけでなく、事前の準備や復習も必要です。さらにプレゼンテーションやレポートや試験などの準備には時間がかかります。特に試験の準備は過小評価するべきではありません。試験準備のために数週間は予定しておきましょう。

どの単位をとるべきか
大学での学修は複数のモジュールに分かれています。モジュールは互いに関連する授業の集まりであり、ある分野に関する授業を受講しやすいように構成されています。必ず単位を取得すべき必修モジュール、提供された中から選べる選択必修モジュール、自由に選択できる選択モジュールがあります。選択モジュールは多くの場合別の学科の授業も選べます。

クレジットポイント(Creditpoints)とは
モジュールを無事に修了すると、そのモジュールに応じて単位(CreditpointsあるいはLeistungspunkte)が取得できます。試験としては一般的に、プレゼンテーション、レポート、筆記試験があります。これらの試験で達成すべき要件、内容、試験の流れなどは、試験規定(Prüfungsordnung)に定められています。クレジットポイントは成績を示すものではなく、何かを修了したことのみを示しています。クレジットポイントを見れば、大学での学修がどこまで進んでいるかがわかります。

例えば、6セメスター(3年)制のBachelor課程では、学生は180単位(クレジットポイント)を取得します。多くの場合、規定年数内に卒業するためには、1セメスター(1学期)あたり30単位を取得する必要があります。1単位を取得するのに必要な学修時間(ワークロード)は30時間とされています。

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