どんな大学があるか

ドイツには国立及び私立の大学があり、おおまかに総合大学、専門大学、芸術・音楽大学に分類されます。大学のおよそ60%は国立大学で、私立大学は約30%、教会立の大学が約10%です。大多数の学生が授業料が無料または安い国立大学で学んでいます。

国から認可された私立大学の多くは専門大学で、学生からは、小規模な研究会、企業との密接な協力、国際志向が評価されています。私立大学では授業料が非常に高額になるところもあります。国から認可を受けた私立大学の卒業証書は、国際的な労働市場でも認められています。

このほか、プロテスタントやカトリックの教会により運営される大学もあります。通常は国から認可されており、例えば、神学、哲学、社会福祉、介護学、教育学などに重点が置かれています。その他、すべての地域と宗教の学生に開かれたHochschule für Jüdische Studien Heidelberg もあります。

大学数と学生数
2013年/2014年の冬学期には423の大学で合計261万人以上の学生が学籍登録しました。

  • 総合大学:106校/学生数約167万人
  • 教育大学:6校/学生数約2.5万人
  • 神学大学:17校/学生数約2500人
  • 専門大学:212校/学生数約85万人
  • 行政専門大学:29校/学生数約3.3万人
  • 美術・音楽大学:53校/学生数約3.5万人

総合大学:研究志向
総合大学及び総合大学と同等の大学では、理論と方法が重視されます。博士号取得を目指す場合は総合大学で学びます。一般的に総合大学は研究志向が強く、その研究分野は多岐にわたります。

総合大学の中には、例えば工学や教育を専門とする工科大学(TU)や教育大学(PH)もあります。また、ハノーバー医科大学、ハノーバー獣医科大学、ケルン体育大学など、一つの専門分野に特化している大学もあります。

専門大学:実務志向
専門大学(Fachhochschulen)もしくは応用科学大学(Universities of Applied Sciences) では応用志向の勉強ができます。理論的背景を深めるよりは実践的に学びます。

総合大学に比べてカバーされる分野は狭いですが、工学、経済、社会福祉、メディアなどに集中しています。専門大学での勉学には、数週間のインターンシップ、長期のプロジェクト、1学期間のインターシップなどの形で協力企業などでの実務が組み込まれています。

芸術・音楽大学
芸術・音楽大学ではたとえば造形芸術、音楽、建築、映画監督、演劇、デザインなどのほか、芸術学、芸術教育を勉強できます。一般的に、入学試験で優れた芸術的才能を証明する必要があり、特に優れた才能が認められると大学入学資格がなくても入学が許可される場合があります。

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