ドイツ人がすること、しないこと

どの国にも独自のしきたりや慣習があり、ドイツもまた例外ではありません。ここでは特定の場面でどのように振る舞うのがよいのか、あるいは何もしない方がよいのかについてアドバイスします。

 

今、礼儀作法が新しい?!

大学で、あるいは大家さんや友人に対して、よい印象を与えるにはどうしたらよいでしょうか。特定の場面でどう振る舞うべきなのかまだ少し自信がないなら、いくつかのヒントを提供しましょう。

トニオは大学の友人の家に招待されました。トニオにとってはドイツでの初めてのパーティー。到着後、ホストである友人を見つけると、トニオは迷わず彼に近づき、挨拶しようと抱きしめました。ところが、友人は抱きしめ返すどころか困惑顔です。言葉を失ったトニオに、別のゲストが「ドイツでは、こういうことはあまりしないんだ」と説明しました。

ドイツ人のマナーや礼儀作法は、外国人には時として一見わかりにくいものなので、少し注意が必要です。

 

適切な行動が心の扉を開く

「マナーはその国の文化の構成要素です。それは硬直した規則のようなものではなく、人々の行動を映し出す鏡です」とは、長年フリーの礼儀作法アドバイザー、イメージトレイナーとして活躍するアンドレアス ヴァインツィエル氏の弁。礼儀作法が今ブームなのでしょうか?「ドイツでは、マナーは社会の変化の影響を受けて発展してきました」。つまり、今日誰かが挨拶の際にお辞儀をしたり、ひざまづいたり、女性の手をとってキスをしたりしたら、相手はひどく混乱するでしょう。しかし100年前には違った、ということです。

ヴァインツィエル氏によれば、フレンドリーさ、敬意、丁寧さ、そして時間に対しての正確さなどは最も重要な要素だということです。これらが備わっていれば、ドイツにおいてゲストとしてやっていくのは難しい事ではありません。しかしそれでも誤解が生じた場合には、この専門家曰く「不適切な振る舞いをしたことについて軽く謝りましょう。間違っても大議論を始めようとしてはいけません。できれば誰かに、その状況でどう行動するのが正しかったのか聞いてみると、将来同じ問題を繰り返すこともないでしょう」。

 

時間厳守と一般的な話題

日常生活で失敗しないために、次にドイツ人が「すること」「しないこと」について重要なものを挙げてみました。

 

語りかけ方

  • 友人の間以外では、「Sie(あなた)」を使います。「Du(きみ)」で呼び合うのは学生だけです。
  • 「Sie(あなた)」で話す相手には普通、ファーストネームで呼びません。同様に「Du(きみ)」で話す相手を姓で呼ぶのも一般的ではありません。

 

挨拶

  • 会話の際には、相手としっかり目を合わせることが求められます。そらすと直ぐに無作法だと受け取られます。

 

会話

  • ドイツ人は基本的に少々内気で、プライベートなことを話したがりません。最初は職業や大学での勉強などの一般的な話題を選びましょう。
  • 政治や宗教などのテーマは避けましょう。また「あなたのお給料はいくらぐらいですか?」といった質問は普通しませんので、たいていは遠回しに避けるような返事しか得られないでしょう。
  • 礼儀正しく、しかしそれが度を過ぎるのもまたよくありません。あまりにお世辞が過ぎると押し付けがましく受け取られます。

 

アポイントメント

  • 時間厳守!遅れたり、約束をキャンセルしなければならない場合には、余裕をもって早めに連絡し、直接あるいは電話で知らせましょう。
  • 自分で飲んだり食べたりした分は、自分で払います。むやみに誰かにおごると(とりわけ女性の場合には)誤解されるおそれがあります。

 

食事

  • 食堂やレストランでは、基本的に自分でテーブルを選べます。
  • 支払いは、給仕してもらう際に直接テーブルで。チップを渡すのが普通ですが、あまりたくさんあげすぎないようにして下さい。請求金額の端数を丸い数字に切り上げるぐらいで十分です。
  • クレジットカードを使えるところはあまりありません。最後に皿洗いで支払うというようなことがないよう現金を用意しておきましょう。

詳細情報とさらに多くのルールについては以下のウェブサイトを参照して下さい
www.german-way.com
www.image-trainer.de

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