ドイツフェスティバル 絆をつなごう(続き)


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ドイツフェスティバルが開催された日の夜、ドイツ大使館でレセプションが催され、一連の行事の名誉総裁を務めるお二人は来客となごやかに歓談されました。ウルフ大統領は、フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞者ともお会いになりました。この賞は、日独の相互理解に貢献したすぐれた日本人研究者にドイツの大統領から毎年贈られる賞です。ドイツの政治家は、研究分野での日本との協力関係を強化することに意欲的です。

ウルフ大統領は6日間の滞在予定のなか、10月25日に筑波大学を訪問し、同大から名誉博士号を授与されました。大統領は、筑波大学を「ノーベル賞受賞者を3名も輩出し、ドイツにとっては以前から信頼のおける共同研究パートナーとなっている模範的な大学」と称えました。pa232994

Bundespräsident Wulff signiert Bär
「信頼に基づく技術の進歩」と題した講演のなかで、大統領は、進歩と協力に関する問いに7つの命題をたてました。大統領は、日本の進歩の精神に学ぶよう呼びかけると同時に、技術の進歩は常に基本的な倫理問題に立ち返って検討する必要がある、と説きました。次のテーマは、幸福の追求とその維持。最後に、ドイツと日本の研究者の協力関係強化を訴えました。「ドイツと日本が協力すれば、世界の未来を変えられる」というのがその理由です。pa232979
pa231216復興再建にはドイツ赤十字社(DRK)も貢献しています。仮住まいの電化製品は、DRKからの寄付によって調達されました。ドイツフェスティバルに際し、ルドルフ・ゼイテルス ドイツ赤十字社代表が日本赤十字社に義捐金45万ユーロを渡しました。この義捐金で、福島県川内村のコミュニティセンターが再建されることになっています。pa231208

大統領は、講演に続く質疑応答の時間で、再生可能なエネルギーや移民と外国人の統合に関する学生からの質問に答えたあと、津波被害と復興の進み具合を自分で確かめるために福島県いわき市と豊間市を訪れました。

(Copyright der Fotos: Sonja Blaschke)

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