修了証明書の認定

ドイツの大学で勉強したい人は、いわゆる Hochschulzugangsberechtigung (大学入学資格) が必要です。このものものしい言葉が意味するところは単純です。これはあなたに大学で勉強する能力があることを証明する、中等教育修了証明書です。ドイツでは大学入学共通資格試験(アビトゥア)または専門大学入学共通資格試験の合格証明書にあたります。

 
あなたの大学入学資格はドイツで認定されるものですか?(日本の学校制度で教育を受けられた方はドイツ留学FAQもご参照ください。)
最初の情報収集にはDAADのZulassungsdatenbank (大学入学資格データバンク)が役立つでしょう。自分が中等教育を修了した国名を入力すると、次のような評価がなされます。

あなたの修了証明書は、

  • 直接大学入学共通資格として十分です
  • 学科制限のある大学入学資格(特定の学科群内に限る)として十分です
  • 母国の大学における1年あるいは2年の優秀な成績証明書と共に提出する場合は十分です
  • 大学入学資格として不十分です

 
EU加盟諸国あるいはリヒテンシュタイン、アイスランド、ノルウェーあるいはスイス出身の学生の修了証明書が母国で大学入学資格として認定されている場合には、ドイツでも有効です。また、外国にある133のドイツ人学校で取得したアビトゥアも同様に有効です。

DAADの大学入学資格データバンクはまず最初の展望を与えてくれます。
さらに多くの国と修了証明書について、ならびに詳細情報はwww.anabin.deで確認できます(“Land wählen(国を選択)” – “Zeugnisbewertung(証明書の評価)”)

また、芸術系の学科では場合により、特に才能のある学生は公式な大学入学資格がなくても入学を許可されることがあります。大学によりポートフォリオを提出したり、適性試験に合格しなければなりません。しかし応募した大学への入学許可の最終的な決断は、大学側が下すのです。ですから常に、目指す大学の留学生課に事前に問い合わせてみなければなりません。

 
もし自分の修了証が認められなかったら?
あなたの中等教育修了証明書が大学入学のために十分であると認められない場合には、ドイツで大学入学資格検定試験を受けなければなりません。この試験のための勉強はドイツの Studienkolleg (大学入学準備過程)でできます。(ご注意:日本の学校制度で教育を受けられた方の場合、短大を卒業し、その専攻以外で留学を希望する場合にStudienkolleg で勉強して大学入学資格検定試験を受けることができます。) 大学入学準備過程は総合大学と専門大学の施設で、個々の学科グループに対応した専門コースを提供しています。

試験はあなたの専攻学科の学習に重要ないくつかの科目にわたります。語学試験もまた大学入学資格試験の一部です。しかしこれは基礎的なドイツ語知識についての試験で、レベルはすでにコースの参加前提となっているヨーロッパ言語共通参照枠のB1程度です。

大学入学準備過程の専門コースは基本的に2学期にわたります。しかし非常に成績が優秀な学生は1学期の後に大学入学資格検定試験の受験を許可されます。授業は週32時間でほとんど全ての大学において無料です。しかしコースの参加者は、学生と同様に学期共済金を支払わなければなりません。

関連リンク:www.studienkollegs.de

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