23.05.2017

「日本語学習と企業内研修」富士通研究所訪問

 

4月18日、「日本語学習と企業内研修」(SP)第33期生が川崎にある富士通研究所を訪問しました。

まず富士通川崎工場の本館地下1階にある富士通テクノロジーホールで、富士通の歴史的な歩みと最新のプロジェクトの概要を学びました。富士通の歴史を物語る初期の電話器、今なお作動する50年前の汎用コンピュータ、初めての個人向けコンピュータ、海底ケーブルなどが展示されていました。

 

その後、富士通のスタッフの方の案内で、最速スーパーコンピュータを見学し、研修生のひとりがこのスーパーコンピュータを利用した鉄道運行シミュレータで、実際に運行されている路線の運転を疑似体験しました。この体験で定位置に停車するのが容易ではないことがよくわかりました。

 

スーパーコンピュータを利用すれば過去の地震をシミュレーションしたり、地震をある程度予測したりすることも可能です。またスーパーコンピュータは医療・健康分野にも革命をもたらします。患者の生物学的データから高精度の心臓シミュレータを作成し、その映像を投影する様子などが紹介されていました。ただし、それらを見るには3Dメガネの着用が不可欠でした。

 

富士通は人口知能(AI)の開発にも取り組んでいますが、特に力を入れているのが、定型文や例文のプログラミングが不要な学習型AIです。人と旅行計画について日本語で会話できるクマのぬいぐるみ型のロボットもすでに存在し、このロボットは会話に必要な情報をインターネットから収集していました。AIの開発がさらに進むと、コールセンター業務もAIが代行できるようになるかもしれません。

 

研修生たちは半年前から毎日授業に出て日本語に磨きをかけてきましたが、6月からは学んだ日本語を使う企業研修が始まります。スーパーコンピュータを利用したり、クマのぬいぐるみ型ロボットと旅行計画を日本語で話しあったりする研修生も出てくるかもしれません。

 

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