「日本語学習と企業内研修」第24期生研修旅行 2007

11月29日から12月1日まで実施された長野方面研修旅行では、 私達24期生は様々な企業を訪問しました。
長野新幹線で東京を発ち1時間半、私達が最初に訪れたのは、上田紬の「小岩井紬工房」。 そこは伝統的な反物が織られている木造の家で、近代的な機械ではなく、 女性の織子さん達が木製の織機に向かい手作業で反物を織る工房でした。


糸を紡ぐことから始まり、染色を施した何 本もの糸を張り、その糸を織るに至 るまでの全ての工程をまじかに見る ことが出来ましたし、またアットホ ームな雰囲気に私達は皆心を動かさ れました。最後に温かな日本茶をい ただきながら、ご当主から小岩井紬工房の歴史や手織り物の特徴について伺いました。


小岩井紬工房

次に向ったのは、計測機械を製造する「日置電機」。先ほどの小岩井紬工房とは好対照に、日置電機は電気 計測器を開発、製造、販売する近代 的な国際企業です。企業全体につい ての説明をいただいた後、生産現場 を見学し、日本の企業について好ま しい印象を得ました。


日置電機


別所温泉

第一日目の行程は伝統的な旅館での宿泊で締めくくられました。木造建築と手入れの行き届いた日本庭園を持つ大変美しい旅館施設で、夕食は目と舌とで満喫し、ゆったりと温泉につかってこの日を終えました。

二日目、お米のご飯、お味噌汁、魚や佃煮などなどの和朝食でスタート。 この日最初に訪問した「長野ジェコー」では、主に自動車に搭載する時計、 その他電気モーターや自動車部品などを製造しています。製造工場では、 主に女性達が、器用な指使いで次々と時計やアンテナやその他自動車用計器を組み立てていくスピードの速さには目を見張りました。



長野ジェコー


長野ジェコー

次に訪問したのはエリンギの栽培と包装をする、ホクトきのこ栽培センター。 帽子とマスクと上着を着用してやっと工場に入ることができました。 ビンで生育したあとカットされたエリンギが、次々と多くの“勤勉な”手によってパック詰めされていきます。 キノコ栽培が科学的かつ滅菌状態で機能していて、自然生育とはほとんど関連がないことに驚いた仲間もおりました。

         


ホクト


ホクト

この日最後の日程は多くの人が訪れるという、1400年の歴史を刻み、日本で最初の阿弥陀如来像を持つとも 言われる善光寺。この阿弥陀如来像は 絶対秘仏のため、何世紀にも渡り姿を   見ることはできません。お天気にも恵 まれ、また木々の紅葉も加わり、絶好 の散策となりました。


善光寺


松葉屋本店

三日目は、栗林をいただく町小布施の松葉屋本店を訪問。14代も続く古い酒造店です。酒蔵はどっしりとした木造で、気温は一年を通じ一定に保たれます。酒造りの工程の説明の後、美味しいお酒を試飲させていただき、お酒にはいろいろな種類があることがわかりました。お土産にとお酒を購入したものは多く、販売所のお酒がなくなってしまうほどでした。小布施の町の散策、北斎館を見学し、私達の研修旅行は終わりました。

この研修旅行では、訪問させていただいた企業について理解を深めたばかりでなく、文化についても沢山の認識を得ることができました。このような研修旅行の機会をあたえていただき嬉しく思います。良い思い出となって長く記憶に留まることでしょう。DAADに心より感謝いたします。 「日本語学習と企業内研修」第24期生一同